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仕様書を見ればインスタ広告に騙されない
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仕様書を見ればインスタ広告に騙されない

ずいぶん前からネット広告が溢れています。昔はテレビや雑誌、新聞などに広告費を払っていた企業も、今ではインターネット広告にお金を掛けているようです。中でもインスタグラムの広告効果はすごいみたいですね。

インスタ広告とは

海外の番組でインスタグラムの広告を説明していました。

  • 消費者は企業のコマーシャルよりも口コミ情報を信じる。企業の広告活動は、口コミ(インスタグラム)を使ったものにシフトしてきている。
  • 企業は多くのフォロワーがついている方を有能と見なす。これがインフルエンサー。
  • 企業はテレビ局や雑誌に代わって、インフルエンサーに仕事を依頼する。
  • お金を稼ぎたいインフルエンサーは、フォロワーを安いお金で買う。
  • 最近はフォロワーが本物かお金で買った偽物かを判別するソフトがある。

素人っぽさを売りにした広告

以上を考えると、インスタ広告とは素人っぽさが売りの広告のようです。私達はプロをフェイク、素人をフェイクでないと思いがちです。ここに注目したのでしょう。

私達がなぜ口コミ情報を信じるか。これは、素人は第3者だと思うからです。企業と金銭のやり取りがない。公正。故に、商品を正確にレビューしているはず。

ところが、実態は違います。企業のCM同様、商品を売るのが目的です。正確なレビューではなく、売るためのプレゼンテーション。体験談だと思っていたものは、単なる広告でした。違うのは素人が作ったというところでしょうか。

そういえば、口コミやインスタグラムの投稿に依頼者の指示が入ることもあるようです。

落ち着いてきた印象

テレビや雑誌が取り上げたら物が売れる時代がありました。今はそれがインフルエンサーに移行しました。インフルエンサーが取り上げたら売れる。

ただし、企業のインフルエンサーへの不信感も高まっています。フェイクフォロワーの判定ソフトが売れるくらいですからね。

また、日本では数年前のタレントの例があります。使ったことないのにあたかも使っているかのように製品を紹介していた。こういう例もあり、日本ではインスタグラムを信用している人が少ない印象です。

  • 大量生産、大量消費(必要だから売れる)
    • ある程度行き届いて売れなくなった
  • メディア戦略(モデルやテレビ番組で紹介)
    • メディアは嘘の情報ばかりという疑念で売れなくなった
    • デフレで本当にいい物しか売れない
  • 口コミで売る(素人は本当のことしか言わない)
    • 口コミも企業に操作されていることが分かったので売れなくなりつつある?

次は仕様書の時代

次の時代はどうやったら物が売れるのでしょうか。私は仕様書、スペック表の時代になるのではないかと思います。

正確な情報こそ、物が売れるキーワードになります。大量生産の時代、メディアで売る時代、素人が売る時代。いつだって私達は正確な情報を求めてきています。

工業製品やパソコンなど、単純なイメージだけで物を買う人はいません。必要な機能を満たしているか、仕様書を確認するのです。機能はどうか、アフターサービスはあるか、デザインはどうか。それらで価格が決まります。一般商品についても同じ現象が起きるのではないでしょうか。

また、大量に売らなければならなかった理由は、受注予測を立てることが出来なかったからです。正確な受注予測を立てることが出来れば売るノルマは減ります。すると、その分の営業費や宣伝費を製品開発や製品の改良に使えます。広告で誇張するのではなく、本当に製品を良くしていく。

もはや広告ではなく、仕様書の時代です!