HOME
Job
アラフォー機械設計職の将来性
カテゴリー
Job

アラフォー機械設計職の将来性

公開日:2020年6月21日
最終更新日:2020年10月9日

私は今派遣社員として機械設計の仕事をしています。ほとんどCADオペレーションや図面書きですが。しかし、もしかしたら機械設計職に将来性はないかもしれません。アラフォー機械設計の方と結婚する方にも考えてほしいです。

物が売れる時代は必要だった

機械設計職は物を具現化する仕事です。今までないものを作り出す、とてもやりがいのある仕事です。

物を作れば売れる時代には、多くのエンジニアが必要とされました。大学を見ても、どこの大学にも工学部には機械化と電気科があります。戦後物がない時代には必要だったのでしょう。

  • 必要な物がない
  • 需要を見て売れそうな物を具現化する。
  • 具現化したものが売れる。

このサイクルが回っている限り、機械設計職は安泰でした。しかし、今は最早物が売れなくなりました。

物が溢れる時代の存在価値

今はむしろ、物が溢れる時代です。ある程度の物は出揃ってしまい、何が売れるか分からない時代となってしまいました。

こうなると、設計職の肩身も狭くなってきてしまいました。設計したくても、何を設計していいか分からない状態です。

また、設計職の数も増えました。ベテランの優れた設計がいる一方で、若手の設計もいる。若手の設計は最初の数年間を評価や事務作業で費やします。上がいなくなって初めて出番が回ってきます。これも、設計する物の数が減ったのが原因です。

さらに、そもそも大きい企業では、派遣社員が設計しているケースもあります。ある程度の知識があれば、後は慣れで何とかなるみたいです。勿論、チェックは入念に行うと思います。標準的な規格や各社ノウハウに沿って設計する。それを正社員がチェックする、というやり方です。

  • 設計職の数が増えた
  • ノウハウが十分に揃った
  • 企業が未知の物にチャレンジしない傾向
    • 新規ではなく既存のやり方に固執する

これらの理由より、機械設計職はある程度の経験さえあれば誰でも出来る仕事になってきたのかもしれません。そのため、市場価値も下がってきているのだと思われます。

海外の設計の方が安い

更に今現在、テレワークが推進されています。こうなると、海外の優れた設計職とも競争しなければなりません。海外の優秀な設計職で単価も安いとなれば、そちらを採用する可能性が高そうです。

加工業は強い印象

日本の製造業のメリットだと思いますが、阿吽の呼吸で物を仕上げてくれます。加工業者が設計に詳しい状態です。本来、設計が加工に詳しければ図面に記載するのだと思いますが、中々出来ていないようです。

海外の製造は同然ですが、図面に書いていないことはやりません。一度こちらの意図していないも物を作られたこともあります。

そういう意味で、日本の加工業者はレベルが高いと思います。値段が高いかもしれませんが必ず仕上げてくれる。

海外と日本の加工業をつなぐ

私の歳で今から加工業を行うことは難しいです。ただ、少しでも機械設計を経験した事を活かし、海外の設計と日本の加工業をつなげる仕事は出来るかもしれません。勿論、海外の加工業もどんどんレベルが上がっている、更に安いので競争は激しいですが。

設計という仕事自体の将来性は厳しいと思いますが、周辺知識を活かして色々な仕事は出来そうです。