公開日:2020年12月2日 最終更新日:2020年12月2日
この記事は、wordpressでAMPプラグインを使ってサイトをAMP化した人を対象としています。AMPサイトでのanalytics設定方法は、少しコツが必要です。通常と同じように設定すると、自身のトラフィックが除外されません。
AMPサイトでanalyticsを設定した所、自身のトラフィックを除外出来ていませんでした。フィルタが上手く働いていないのでしょうか?
実は、AMPサイトではIPアドレスの一部が匿名化されるそうです。そのため、通常通り設定すると自身のトラフィックを除外出来ません。
AMPプラグインを使っている場合、wordpress側の設定はすぐに終わります。AMP>アナリティクスと進み、下記のコードを入力するだけです。これで、サイトがトラッキングされるようになります。accountの所には、自身のトラッキングIDを入れて下さい。
{
"vars": {
"account": "自身のアカウント"
},
"triggers": {
"trackPageview": {
"on": "visible",
"request": "pageview"
}
}
}
次にanalytics側の設定をします。自身のトラフィックを除外するため、フィルタの設定をします。IPv6で設定すると良さそうです。アナリティクスフィルターで自分を除外できない時はこれをやってみて!
通常のサイトでは、以上の設定で上手くフィルタが機能します。ところが、AMPサイトではIPアドレスの一部が匿名化されるらしいです(AMP Analyticsで自社(特定)のIP Addressからのアクセスを除外する方法)。下記の赤字部分が匿名化される場所です。
そのため、匿名化される部分を含めてフィルタを掛ける必要があります。IPv6の場合、前4つのブロックでフィルタを設定していたと思いますが、前3つのブロックでのフィルタに変更してみて下さい。
この設定により、上手く自身のトラフィックが除外されると思います。この設定では自身だけでなく、前から3番目までIPアドレスが同じ人も除外されてしまいますが、背に腹は代えられませんよね。
AMPサイトではIPアドレスの一部が匿名化されてしまいます。そのため、analyticsのIPアドレスフィルタの範囲を少し広げて設定する必要があります。
以上、参考にしてみて下さい。